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グルジア-ロシアとの対立

3.政治
3.1.ロシアとの対立

ソ連崩壊以降、グルジアは一貫して隣国ロシアと距離を置き、欧米との関係強化を打ち出してきた。この路線は2004年に成立したサアカシュヴィリ政権下で一層に高まり、軍事的には2008年のNATOEUへの加盟推進、ロシア語からグルジア語への移行推進、ソ連時代のみならずロシア帝国時代にまで遡っての「抗露運動の歴史」を教える記念館の建設、同じ路線をとるウクライナモルドヴァバルト三国との連携など、露骨な反露路線・民族主義路線を歩んで来ている。また対露強硬派で知られるアメリカの新保守主義者との協力も深めているとされる。またサアカシュヴィリ政権は、ロシア軍に対抗するべくロシア製兵器から、グルジア軍のNATO側兵器による近代化やアメリカ軍などとの共同軍事訓練を行うなど大幅な軍拡を進めていたが、軍事評論家の江畑謙介は予算に無理のある計画だと評している<ref name="~libell">軍事研究 2008年12月</ref>。

一方、ロシアにとってグルジアはカスピ海産原油パイプラインの存在等、中央アジア原油を確保する上で密接な関わりがあり、南の玄関口である黒海へ連なる要衝に位置する重要な国家と位置づけている。またチェチェンとの対立を抱えるロシアにとって、チェチェンの周辺国の一角を成すグルジアを手を結む事は、ロシア南部における安全保障の観点からも非常に有効と見ている。しかしグルジアの反ロシア路線は当然ながら両国間の緊張関係を生む事になり、両国関係は急速に悪化している。

昨今の原油価格高騰や同じ脱ロシア、親欧米路線推進を掲げるウクライナ等近隣諸国の動向、さらには欧米の対ロシア政策の思惑も絡みグルジアとロシアとの緊張は当面続くものと思われる。

(出典:Wikipedia)

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